2022/06/29
アマミホシゾラフグが海底に造る不思議なサークルとは??
こんにちは!奄美大島ツアーから帰ってきました前田です。
年に2~3回行っているのに、まだ見たことがなかった「ミステリーサークル&フグ」をやっと見ることができました🤗
今後も年に2回は奄美大島ツアーを組もうかなと思っているので、みなさんにこの「ミステリーサークル」について少しご紹介しておきますね🐡🐡
アマミホシゾラフグについて
「アマミホシゾラフグ」は2011年に発見され、2014年に認定されたばかりの新種のフグです。
約10cm程度で、背中に白と銀の水玉模様が特徴的です。
★を散りばめたような姿を、奄美大島の星空に例えて「アマミホシゾラフグ」と命名されたそうです✨
素敵ですね😆
水深約10~30m辺りに生息していて、奄美大島の固有種とされています。
つまり、奄美大島でしか会えません!!!
海底につくる幾何学模様
実は、サークル自体はフグが発見されるもっと前から知られていたそうですが、誰が何のために造ったのか分からず、正に「ミステリーサークル」だったようです💦💦
ある日、写真家さんがサークルを撮影中に、必死に掃除をする小さなフグを見つけて、これが犯人か!となったそうです。
写真で見れば分かりやすいですが、サイズは1~1.5mくらいです。
どうしてサークルを造るの??
これは「産卵巣」なんです。オスがメスのために、たった一人でせっせと建築しています💪
カッコイイ巣をつくって、大好きな子にアピールしたいがために!!💖
たった10cmのフグが自分の10倍以上の巨大建築を造っているんですよ!!
道具を使うことはなく、口とヒレを使って、1週間も休むことなくつくるそうです。
なんて健気なんだ…😂
そこで。。。
ごめんね、ちょっとイタズラしてみました ↓↓↓
サークルの真ん中に枯れ木を置いてみると…
あ、ゴミ見つけたっ!!
猛ダッシュで泳いできます💨💨
一瞬たりとも余計なものは許さない!!そんな気合いが感じられます。
ゴミを口に加えると、ものすごいスピードではるか遠くまで運んでいきました!!
なんてカッコイイ男なんだ(笑)👍
こちらの動画はシーベルのインスタグラム・Facebookで公開してますのでぜひご覧ください。
ダイビングでサークルを見る条件
現地の方に聞くと、見るための条件があるそうです。
ーまずはフグが繁殖期であることー
4月後半~7月が繁殖期にあたります
ー潮周りが大切ー
大潮の前の中潮がベストタイミング
ーそこそこ潜れるダイバーであることー
・水深30mあたりの場合があるので中級ライセンス以上は必須!
・サークルを壊すといけないので、足をバタバタして砂を巻き上げちゃうような人はNG!
・移動距離があるので、極端にエアーの減りが早い方も注意が必要です。
でも、自分は無理かなとあきらめないでくださいね。前田に相談してください💖
見れた記念にエクスペリエンスカードを!!
BSACでは、稀少なものを見れた記念に「エクスペリエンスカード」を発行しています🙌
今回のゲストの皆さんは、全員カードをゲットされましたよ👍
とってもいい記念になりましたね😊
見てみたいな~という方は来年リクエストください❗❗
潮周りをバッチリ確認してツアーを組みますので、お任せくださいね🐡🐡